当社は毎月1日に朝礼を行います。
決算を控えた今日の朝礼は、今年度の最後の朝礼となりました。
前日の管理者会議では現状の課題が色々と出され、
社長としての責務が問われる内容となりましたので、
私も決意を込めて朝礼に臨みました。
「背に腹は変えられない」という言葉を何回か使いました。
辞書を引くと「大事のためには、小事にはかまっていられないこと。」
とありました。
当社の「大事」は何か?
それは、地元経済がますます冷え込んでくる中、売上が減少し、
利益が圧縮されて会社経営と社員の生活が脅かされるということです。
大企業と違い、中小企業はリストラにより目先の業況を
回復するということは出来ません。
いや、実際は可能でしょうが、リストラを選択することは
経営者の責任として回避するべきことと認識しています。
では、「小事」とは何か?
包装資材の販売のみで商売を続けることです。
確かに包装資材の需要はなくならないと思いますし、
当社の現在も将来も大黒柱には違いありません。
また、当社は木製タルの製造会社として設立され、
包装資材の製造販売というカテゴリーでこの半世紀あまりを
生き抜いてきました。
ただ、創業以来、何度か生みの苦しみの経営革新をして
現在に生き残ってきています。
世の中が高度経済成長時代は木製タルの製造を止め、
プラスチック製品の加工・仕入販売に舵を切りました。
バブルが弾けた後、最新設備を誇るメーカー同士の価格競争の中、
稼働率最優先のお陰で、良い商品が安く仕入れられる時代が続きました。
しかし、昨今の景況回復の中で原油高騰のあおりを受け、
仕入れ価格が上昇しても中々転嫁出来ない状況が続き、
「背に腹は変えられない」同業他社との価格競争も熾烈を極め、
まさに、オイルショック以来の厳しい局面を迎えています。
お客様や同業他社が「背に腹は変えられない」状態で
この危機を乗り越えようとしているときに、
当社だけが「背に腹を変えない」でこの困難を乗り越えられるでしょうか?
来年度、強靭な経営体質の会社を作っていくために、
「背に腹は変えられない」経費削減も断行していこうと考えています。
最近のコメント